番外編 私を通り過ぎて行ったたくさんの物語たち
この一年間、人生で二度目の大量読書期間となっている。中学高校でかなりの本を読んだが、それについで多い。なんなら、大学院で論文を書いていた頃より多い(いいのかそれで)。
はてブで読書の話しをするのは二度目だが、今回は具体的な著書について話すのではなく本を読んで最近感じている瑣末な悩みについて書く。
以前の読書に関する投稿はこれ↓
最近は、ガンガン活字を捕食している状態なので(なにそれ怖い)、特にこだわりなくあえていえば腕が疲れないように重いハードカバーでなく文庫を読んでいるのだが、きちんと記録をつけて見たら二ヶ月で70冊くらいの本を読んでいた(超大作というか分量の多いものはあまり読んでいなかった、物理的に重いからかな)。
でも、記録をつけてわかったのだがその内容をどんどん忘れている。短時間しか物語に触れないこともあると思うのだが、読書管理アプリでその表紙とタイトルを見ても「あ〜…これはクリスマスツリーがキーポイントだったっけ…あ、違うわ…」みたいなことばかりなのだ。いいんだろうか。
アプリはこれを使ってる↓
ティーンエイジャーの時は、触れる本全てに感銘や影響を受けて、そのほとんどがいい思い出で、人生の指針になっていたのに、なにかしら受け取るメッセージがあったのに、今や愚鈍な読書マシーンだ。
確かに、読書という単純作業で自分をろ過、ロンダリングしている一面もあるので、正解といえば正解なのだが…
物忘れが進行しているということなのだろうか…自分が心配。
先日読んだ恩田陸さんの「月曜日は水玉の犬」というエッセイ集が、とても面白かった。ここに紹介される本を読みたくなったので、本を読んでますます本を読みたくなった。でもこれを知人に面白かったよ、と紹介するときに、驚くほど内容について説明できなくて(難解な内容だからではなくて、細部を忘れていて)「おい、自分〜!」と思った。(伝われ)
しかも、「水曜日は水玉の犬」と途中まで話していた(なんでだよ)。
実は、以前までお気に入りの本を繰り返し読むストロングタイプの読書法だったのだが(以前というのは、それこそ二十代の頃とか)、それも最近とスタイルが違うからかもしれない。
今年、二度読んだ本はない。
(ちなみにサリンジャーのフラニーとゾーイーは子供の頃から死ぬほど読んだ)
(読書管理アプリを眺めながら…)
楽園のカンヴァスもよかったな〜…
鳩の撃退法もめっちゃ熱中したな〜…
でも、内容の詳細思い出せないな〜。読んでるようで読んでないのか?
物語の表面をそっと撫でているだけなのかもしれない。
こうやって自分の中に残らない読書って、時間の無駄なのかしら。意味はあるのかしら。そう思っているけど、今日も本を読む(今日は料理しながら短編集を読む)。
電車で本を読んでいるそこの男性、カフェで文庫本広げてる女性、図書館に来ている小学生、みんなはなにを読んでいるのかな。
番外編 カバンに絶対入れてるもの
今週のお題「カバンの中身」について
カバンの中身で、絶対入っているものは家の鍵。
家の鍵について、長い間(20歳頃から28歳頃まで?)ケイトスペードのキーケースを使っていた。でも、30歳を越えようとしている頃にケイトスペードっていうのも、もう若すぎるんじゃないか?と急に思い立って、母がラルフローレンのキーリング(キーホルダー)を使っていたのを思い出して、(しかも20年以上の期間)私も長く愛用できるキーホルダーを奮発して買おうかな…!なんて考えたのだ。
でもなかなか気にいるものが見つからなかった。
見栄っ張りなので、ブランドものが良くて、でもフェミニンなデザインではなくてシンプルなもので、しかも頑丈そうで(20年は使いたい)などと考えていると見つからなかった。
でももうキーケースを使うのに飽きてしまっていた。そもそもこのキーケース自体かなり摩耗していてデザイン云々の前にみすぼらしいので大人としてどうなのか、という状態なのだ。
ひとまず、のつもりで購入したキーホルダーに鍵をまとめておいた。
3年は経った。もう新しいキーホルダー探してない。
ケイトスペードより大人の女が持つのにふさわしいのか疑問だが、もうこれで馴染んでしまった。
わかるさん大好きだから、いいんだけど。
ひとまず、今日写真を撮って黒ずんでいることに気がついたので、掃除します。
いつか大人の女にふさわしいキーホルダーを手に入れるだろうか?
番外編 初めてのくるま6
はっきりとした使用目的がないのに、車欲しいなと思い立って、車を購入しようとしている私が車を買うまでの記録をしている。
今、販売店巡りしながらあれこれ試乗中。
前回の投稿はこちら↓
ここまで触れてきた車種をまとめると、
1 MINIのクロスオーバー
2 スズキのジムニーシエラ(注文済み)
3 日産のキックス
4 ホンダのヴェゼル
5 ホンダのフィットクロスター
そして、今回はトヨタのヤリスクロスの試乗。
ジムニーシエラ注文後、コンパクトSUVを見て回っていて、近隣に販売店があり、かつ、メンテナンスや車初心者であることを加味して、大手メーカーの車を調査中。
トヨタ販売店に着くと、ゆるっとしたお姉さん(少し年下かな?の可愛い女性が担当でした)が、お待ちしておりました〜と接近。しかも、他社と違って、着席して早々「では車とってきますね、試乗はヤリスクロスでしたよね?」とパンフレットでの説明などより先に乗車案内が!早い!やった〜!
ヤリスクロスは、キックス、ヴェゼルと同じくらいエクステリアの印象はよし!実物を見せてもらった時も、HPと印象に相違なく、お〜かっこい〜という感じ。大きさは、この三種の中では小さく感じるものの、乗り込んだときの内部空間の印象ではキックスとヤリスクロスがほぼ同等の心象。(ヴェゼルは大きさの割にちょっと狭く感じる、多分視野のせい)
インテリアは、キックスの方が高級感を感じたものの、操作性諸々を加味すると、ヤリスクロスの方が馴染みのある雰囲気で好印象。乗り込んだときの視野、車幅の体感、運転のハンドリング、アクセルの加速感などなど、コンパクトSUV三種の中で、一番印象がよかった。
運転しているときに恐怖心を感じてしまったヴェゼルを除いて、今のところ触れてきた車はどれも欲しい車ばかり!でも、この後、トヨタのゆるゆるお姉さん(試乗のあと、丁寧にヤリスクロスの説明をしてくれたのだが、その時もゆるっとしていてめっちゃよかった笑)が出してきた驚愕のお見積もりに思わず絶句…!!!
さすが世界のトヨタ!!!!!
ものすっっっっっっっっっごい安い!!!!!!!!!
しかも、
お姉さん「とりあえず必要なオプション多めに乗せてこのくらいですけど、ここからもう少し店長値引きできると思います〜」
(ハイブリッドZグレードのお見積もりなのに…)
え…店長値引き、多分あと10万くらいしてくれるってことだよね…(これは勝手な予想だけど、多分外れてない)
こわ〜〜〜!(安すぎてトヨタの力が怖い笑)
正直、キックスと差別化できないな、むしろ日産のサブスク的な支払いシステムも結構いいな、と思っていたけど、こんだけお見積りで差がついたら勝ち目ないな…
しかも、(この部分は、確約はできない話だが、と前置きされつつ)納車がヴェゼル、キックスより早そう!
もう、コンパクトSUVなら、トヨタのヤリスクロスだな。けって〜〜〜い!
お姉さんには、スズキのジムニーシエラを注文済みで、シエラとどちらを買うか、よく検討したいので持ち帰ります。と伝えてこの日は帰宅。(シエラのことは当初から話してあった)
販売店から帰宅して、もう、心がドンドコドンドコ♪かっこいいSUVなのに、こんなに安いって、もう、最高なのでは??シエラに唯一足りないコンフォータブルな側面もあるし…(シエラちゃんは、快適とかどうでもいいんだもんね、無骨で可愛いんだもんね)
迷うぜ…
アラサーの女性(つまり私だが)が、運転席からぬるっと登場したら、どっちもよく似合っている気がするし…(え?笑)
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あ〜そうだ、ずっと大丈夫だと踏んでほったらかしにしていた自宅マンションの機械式駐車場のサイズ確認するか。
私「すみません、車の購入を考えておりまして、駐車場の搬入可能サイズをお伺いしたいのですが〜」
管理会社「ご確認ありがとうございます、今ちょうど空きもたくさんありますよ^ ^サイズは、高さが1550mm以下、幅が…〜〜〜」
私「高さが!?1550mm以下?!?!?!?あれ?みなさんもっと大きな車いれてませんか?!!??!!??」
管理会社「いえ、申し込みの際には車種のわかる書類をご提出いただいているので、そのようなことはないかと思いますが〜」
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いや、ジムニーシエラは入らないと思っていたんだけど、ヴェゼルもキックスもヤリスクロスも入らないやん!!!!笑
ヤリスクロス、あと5ミリ入らないやん!!!笑
いや、実際問題、物理的には入ると思うよ!?でも、それイリーガルだし、有事の時には大問題だから!笑
笑える〜〜〜〜!
次回、駐車場問題や蘇るフィットクロスター
20通目 ともだちとは
この手紙は、高校時代に懇意にしていた友人に宛てたもので、30歳を超えたいま、またその友人と「おしゃべり」ができる日が来ればいいなと思い、インターネットに明るいその友人の元へこのブログがボトルメッセージのように漂って届くことをただ祈りながら、のんびり気ままに作成しているものです。
友人であるその彼女とは高校卒業後しばらく連絡を取り合ったものの進学や就職で進路が別れたことで疎遠になりました。
また、こんなに消極的な方法をとっている(直接連絡をしてみたりしないことなど)のはいくつか理由があって、それはこれまでの手紙で語ったとおりです。
手紙の語り口も、基本的には彼女へ宛てたものですが、これを読んでくださっている方へ宛てたものへと変容しつつあります。その時の気持ちで書いています。
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さて。前回手紙を書いた頃、あなたは仕事がパンク状態でとても大変そうでした。私はそれをあなたがかくブログ(note)でいつもみています。
ところがどうでしょう。毎日認められていたそのnote日記も、更新がどんどん遅れていて、実際の日付の一週間ほど前のことを綴っています。
無理して毎日記録することはないのでは、と思ったりします。更新も負担になっているようですし。
しかしながら相変わらず、プロレスの現場参加とその報告ブログの更新、またその話題に多く触れるラジオは欠かしていないようです。
私は、あなたが高校生だった頃、そして大学に入ったばかりの頃、そのどちらもいつもいつも話を聞いてもらってばかりだった気がします。
今、こうして、話を直接聞いているわけではありませんが、あなたからの一方的な日常に触れることで、「あ〜変わっていない、昔のまま熱中するとそればかりなんだなあ」と思う反面「こんなに趣味に没頭できる研究熱心な人なんだな〜」と感心したりして、知らなかった一面であるとも言えそうです。
「ともだち」とはなんなのか、この手紙をとおして何度か考えました。例えば年の離れた上司だった人との交流を振り返ったり、あなたと同じように音信不通になってしまった人について考えたり。あるいは、ほかの友人との交流をとおして手軽に会える人との違いを考えたり。
もちろん、「ともだち」が一様でないこと、一色ではなくグラデーションであることは想定されていましたが、この機会に改めて一人として同じ人はいないと思いました。
同じグループで同じような友達づきあいをしていた子同士でも、やはり全くの同一人物ではないわけですから、こちらが多い描くイメージも異なって来ます。当たり前ですが。
やはり、あなたはオンリーワンなのです。
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過日、高校時代の友人とランチをしました。私が手紙を書いている彼女ではありません。
つい先日の4時間ぶっ通しでおしゃべりを楽しんだ大学の同期は男性だったのですが、今回の友人は女性です。今回は8時間話し続けていました。
どれほど、喋るのか。自分でも少し呆れています。サザエさんの井戸端会議の描写や、レストランで何時間もママ友会をしているグループ。人がぺちゃくちゃと長時間話していることに、そんなにいい印象がないのですが、自分もしっかりその一員でした。
(私たちは浜辺でおしゃべりを楽しんだのですが)
この友人が、長期に海外におり、久しぶりの帰国だったので、そのお土産話をたくさんしてもらうつもりだったのに、ついつい渋いルームメイトとのエピソードなんかに時間を割いてしまいました(彼女が吐き出したかったようなので、これはこれで良しですが)。
この日、驚いたことがありました。この友人が、突然「あ〜でも今日はめちゃくちゃ私ばかり話してごめん」と言ったのです。私はそうは思いませんでしたし、事実、口を開いていた時間は半々くらいだったと思います。そもそも、この彼女は高校時代、もっともっとおしゃべりの止まらないタイプだったと思うのです。珍しく私が聞き役になる友人の一人でした。
それを伝えると、「いや、私ものすごい人見知りだから他の人の前ではほとんど話さないよ」とのこと。言われてみれば、第三者のいる場で彼女が猛烈におしゃべりしているところを見ないかもしれないと思い出しました。
前半の話しと後半の話しが繋がっているようで繋がっていませんが、つまり、何が言いたいかというと、「私も彼女にとってのオンリーワン」なのかな〜と実感した、ということです。
人は、社会で、そんなに必要とされていないかもしれない。会社ではかわりは居ないと感じていても、実はかわりはいるものだし、大親友だった二人も離れ離れになったって、案外やっていけるものだし、運命の相手だと思った彼も、こちらも新しい恋人がいるものだし…
それでもオンリーワンであることに違いはないのかもしれません。欠けて大丈夫でも、かわりがいても。
今日は寒くなりました。秋が来ているので猫の冬ベッドのことを考えつつ。
あやより
番外編 整う会【実録!】
ひとつ前の投稿で、「整う会」とは何なのか書いた。この投稿と併せて是非ご一読願いたい…!
※今回も長大なので、写真だけでも流し見してちょうだい〜(長大だけに…)
そして、実際の「整う会」について記録していくので、みなさんも是非真似っこしてほしい。
朝活に大別されると思うが、その中では挑戦しやすいものだと思う。
(朝ジョギングとか朝ヨガとか、朝学習とか、なかなか苦行じゃない?)
第1回目の「築地本願寺カフェTsumugi」については前回の投稿のとおりなので割愛!
「目黒 果実園リーベル」
そもそもリーベルに行ったことがなくて、人の持っている紙袋を見るたびに行ってみたいな〜と憧れていたのだけど、どうせならモーニングでフルーツサンド食べよっ!と一念発起して行ってきた!
お店は朝でも賑わっていて、満席にはならないまでも、稼働率の高さが人気を物語っていた…!目黒店のモーニングに行ったのだが、ミックスサンドとフルーツサンドと死ぬほど迷って、でもここは初リーベルなのでキラキラのフルーツサンドを選ぶことにした。到着まではそこそこ時間がかかり、きっと注文を受けてから作ってるのでは!?(実際は知らない笑)と期待がパンパンに膨らんだところに…
…到着っ!!!
キラッキラ!!!!!ぎっしり!!!夢!!!!もう美味しい!!
また、最高の朝をスタートしてしまったぜ…
ちなみにこの時はリーベルすぐそばのホテルに泊まったのだけど、全く記憶がなくて、多分フルーツサンドの輝きで記憶飛んだ。
「五反田 東京豆漿生活」
次にに選んだのは、五反田の台湾朝粥のお店。揚げパンと一緒にいただくお粥は、前回とはまた違うアジアンな辛味があるのでしょう…
そう、あるのでしょう…
http://東京豆漿生活 03-6417-0335 https://maps.app.goo.gl/UfZBmkHZuesFnx2n7?g_st=ic
いや…実はこの五反田東京豆漿生活、オープン時間に行っても遅くて、わたしはオープン一時間前に行ったのだけどすでに行列…
オープン時間になると、自動発券機で整理券の配布が始まるのだけど(これは親切!)、受け取った整理券を見ると二時間後の枠…
この日、朝食を食べた後に病院の予約を入れていたので泣く泣く断念…
目黒川沿いを失意の散歩…
(前回投稿の写真はその時のもの)
でも、どうしても食べたくて翌月再チャレンジした!!!!!!
…けど!!!!
…またダメだった!!!なんで朝食のあと病院の予約入れちまうんだ!!!(同じミスをした笑)
(これはまだ朝粥食べられると思ってたころの部屋の写真)
悲しいから星乃珈琲店のホットケーキ食べて五反田を後にした…
(これはこれでめちゃくちゃウマい!)
五反田では三井ガーデンホテルに宿泊していて、ここは都内の各地にあるホテルなのだけど、どこも比較的新しく、不足なく整っている客室なのでストレスなく過ごせます。確か、ヘアアロンのレンタルをしてくれていたと思う…(あれ、それ銀座のクインテッサかも)
(どこのホテルか忘れた画像)
「市ヶ谷 No.4」
ここは朝8時から営業をしていて、私が言った日はあいにくの雨だったのだけど(オープン時間頃に到着するようにホテルを出た)、すでに5組くらいのお客様がいた。注文は全てスマホからのバーコード注文だった。
注文したのは、アボカドトーストフルーツサラダと、本日のカップスープ。それからアイスカフェラテ。この日、雨だし肌寒かったのにコールドドリンクを注文した点だけミス(完全に私が悪い)。でも、スープもサラダもトーストもめちゃくちゃ美味しくて、特に果物のサラダが大好きなのでずっとニコニコしたまま食事した(危険人物だと思われたかも?)。
このときは、市ヶ谷…というよりも永田町の都市センターホテルに宿泊した。No.4まで適度な徒歩圏内なので選んだのだけど、ホテル自体は少し古くて、気分のアガる部屋ではなかった。きっと永田町へお仕事できた人が使うホテルなのでしょうね(ランドリーなんかが充実していたので)。
「水道橋 庭のホテル」
ここは、仕事で付き合いのある海外の方がこちらに来てくれるときによく宿泊していて、なんぼのもんじゃいと思ってHP見たら朝食がまさに「整いそうな感じ」ビンビンだったので、宿泊してみたホテル。
部屋も綺麗だし、共有スペースも充実していて朝食云々の前にホテルがまずよかった…!ウェルカムドリンクということでラウンジで綺麗なカップのコーヒーを提供してくれるし(カップを選べる)、高級マッサージチェアコーナー、ジムコーナーもある、あとは実務者向けというかランドリーコーナーもあった。ちなみにマッサージチェアはずっと人がかわるがわる使用中で私は使えなかったのだが。
そんでもって朝食。レストランが二つあって宿泊するとどちらかを選択可能。和食の「日本料理 縁」とカジュアルフレンチの「ダイニング 流」。私はクロワッサンエッグベネディクトが食べたくて流を選択。でも今度は縁に行ってみたいと思うくらい庭のホテルはよかった…
(ハッキリ言って安くはない笑)
とりあえず紹介できる状態で完遂した「整う会」はこのくらいなのだが、というのも、実は前述の五反田朝粥待ち時間事件(何やそれは)のように、失敗していることも多くて、三田のバナナドリンクを出しているカフェに行こうとしたら新型コロナウイルス感染症流行のため営業自粛をしていたり(Googleマップの営業時間しか確認していなかったミス)、あとは朝食のことは特に調べずにとりあえずホテルだけとって宿泊した有明で周囲に全然朝食をとれるところなんかなかった回とか、まあ、そんなにダメージを受けないので気軽に適当にやっているのだが、兎にも角にも、「整う会」と称して自分をチアアップするカンフル剤は、アラサーにもなると必要になってくるよね、という話。
(入らなかった三田のお店)
今後も「整う会」を開催するたびに報告しようと思ってる(そして真似して欲しいと思ってる!)。
番外編 整う会
ついに整う会についてまとめる時が来たか…(うるさい)
この写真の種明かしは、次の投稿で…(え?)
以前の投稿で触れた私の整う会。一体全体、アラサー女子が一人で何をしているのか…
その答えは至って簡単。自分を整えているのだよ!!(うるさい)
以前の投稿とは↓
もう少し丁寧に経緯を話したいと思う。
【追記】
経緯を書いたら思ったより長くなってしまったのだが、後半の写真だけでもみてほしい。美味しそうな朝食を。
わたしは都内に職場があるのだが寄り道が大好きで、定時であがれた日はよくぶらぶらと買い物をしたりする。金曜日(華金!)なんかは、ちょっと遅くまで遊んだりも。一番多いパターンは「ちょっと高級なパン屋さんで翌朝の朝食を買う」だ。
パンはポールが一番好き
転職を一度したのだが、前職では無茶苦茶飲みに行っていた私も、今の職場ではほとんど飲みに行かなくなり、より自分で行きたい場所ややりたいことをアレコレ考えるようになった。
そんなおり、当時の直属の上司がよく午後半休を取りヘッドスパに行っている、と聞いた(スポーツマンの、壮年男性)。めっちゃ気持ちよさそうやん!と思い、わたしも早速画策したのだが、私はスーパー銭湯やヘッドスパ、マッサージなど、顔から汗をかくようなデトックスイベントについて、その後の帰宅が気になってしまい(メイクが落ちるので、またメイクするのか、すっぴんで帰宅するのか…)誰も見てないと思いつつも、踏み切れなかった。それでも、上司のそれが羨ましくて半休取って自分のメンテナンスしたい!と思っていた。
あるとき、仕事が忙しくて残業が続いた。それでも毎日帰宅して自分のベッドで眠ることが一番体力回復だと思っていたが、ついにある金曜日に残業ウィークにカタがついた。でもその翌日の土曜日に朝から通院の予定があり、しかもそれが家より職場から近い病院だったので、「あ〜もう、ホテルとっちゃうか!」と帰宅しないことにしたのだ。
通勤にかかる時間はそのまま自由時間になり、家とは違って私物がないのでアレコレ散漫になって遊んだりせず(疲れてるのに本を読んだり、突然衣替えしたり)、ただ美味しいお惣菜とお酒を買って、清潔な部屋でぼんやり過ごした。間接照明の薄暗い部屋で、金曜ロードショーの、見たことのあるハリーポッターシリーズを鑑賞し、バスタブにもゆっくり浸かった。
パリッとしたシーツのベッドで寝たその日、なんとも言えず目覚めが良い気がして(実際は枕が合わなかったりして肩が凝っていたし、空調で喉が痛かったが)、「あ〜整った気がする〜」と、思った。
次は貪欲に、金曜の残業後じゃなくて、半休とってアーリーチェックインし、バスタブでアマプラ、夜はベッドでビールとオリーブ…
でも、わたしにとって「整う」のイメージの重要なファクターは「朝食」なのだ。
例えば旅館のバランスの良い朝食を食べた日は、なんだかいいことをした気がして、気持ちが整ったりしないだろうか。あるいは早朝散歩に出かけた後の朝食など。
日暮里に住んでいるころ、早朝散歩してポポーへ行くのが好きだった。
すぐに検索した。都内で、ちょっと魅力的な朝食を提供している場所を。
調べてみて分かったのだが、朝食を売りにしているカフェやレストランは都内にも少なくなく、選択肢としては多い。
けれどまずその三分の一くらいは、オープン時間が10時や11時なのだ。朝食を超えてブランチだろ。わたしとしては容認できない。オープンの早いお店のうち多くを占めるのが、トーストとコーヒーの提供される喫茶。確かに。これぞ朝食。でもわたしは前泊してまで、家でも似たようなメニューを再現可能なのに、それをわざわざ食べに出かけられるほど熟練の朝食師(なんやそれ!)ではない。ちょっとつまらないのだ。さらに、道を阻むのが有名パンケーキ系カフェ(Eggs 'n Thingsなど)だ。営業もはやく、華やいだメニューも多いが、すでに食べたことがあることや、多数店舗があることでなんとなくレア感が低い。
そんなことをごちゃごちゃ考えたわたしが、「整う会」として、前泊し、初めて朝食を食べに行ったのが、「築地本願寺カフェTsumugi」だ。
銀座に前泊して、オープン時間に合わせて徒歩で本願寺まで歩いた。数年前の七月だったが、朝の日陰は気持ちが良く、朝の散歩の素晴らしさを感じた。
そして朝食メニューがこちら。
18品目の朝ごはん
本願寺の朝
我が家から徒歩圏内にあれば最高なのに…
築地本願寺カフェTsumugiの18品目の朝ごはんは、朝粥にたくさんの小鉢が並ぶもので、朝の体に優しいメニューである。フォトジェニックなのはもちろん、美味しい。そうそれ大事。美味しい。
そして、コレだけ小鉢が並んでいても、食べ終わりは腹八分目といったところで、ちょうど良い(もちろん個人差あるが)のも、うわ〜食べすぎた〜とならないので幸福度が高い。
こうして幕を開けたわたしの「整う会」は、不定期、朝開催(前泊あり)で続いている。
次の投稿では、この初回「築地本願寺カフェTsumugi」以降でオススメだった「整う会」を紹介する。
つづく
番外編 「ラストナイト・イン・ソーホー」を見た
ちょっと長い電車移動があると、アマプラで映画を見ることにしている。
とはいえ、アマプラがサジェストしてくれる映画も琴線に触れるものはほとんど見てしまった。
(早くモルカーの新作が見たい)
タイトルにある、ラストナイト・イン・ソーホーをアマプラで見た。
※ネタバレはしないけれど、Webサイトで詳らかにされていることくらいまでの内容を書くので、注意されたし
上の埋め込みリンク枠に、すでに書いてあるとおり「夢と恐怖がシンクロする」映画、つまりジャンルはスリラーやホラーである。さらにR15と、R指定までついている。
でもきっと、他の多くの人がレビューに書いてあるのはこの映画の「可愛らしさ」だと思う。
隅から隅まで可愛い。まず、主人公の二人はブチ上がるほど可愛いし、特にエロイーズを演じるトーマシン・マッケンジーちゃんは、物語の中で何種類もの「可愛い」を見せてくれる。風貌が、仕草が、声が、ムードが、服が、庇護欲の湧く役柄が、応援したくなる不器用さが…
そのなかでも私がぶっちぎりで、オススメしたい可愛さは、ふたつ!
映画冒頭のエロイーズが自室で、受験結果を待つ日常シーンだ。
彼女は自作のパターンドレス(デザイン学校への進学を希望している受験生なので)を身にまとって、大好きな60年代音楽に合わせて踊っている。カメラワークのそれはまるで60年代映画のようで、レトロ可愛いというやつでもある。
まるでこの映画がホラーだとは思えないオープニングだ。
そしてその直後にふたつめの可愛さ。
トーマシン・マッケンジーちゃんの声だ。喉で発話している話し方に、ほんの少し掠れた低い声。めっっちゃくちゃ可愛い。これだけでも一聴の価値ありだ。映画の内容ちゃうやんけ!というツッコミがありそうだけど、恥ずかしながら私はこの映画で初めてこの女優さんに出会ったので許して欲しい。
ストーリーも、もちろん見応えがあって、主要なストーリーとしてはホラー映画。その他に60年代ロンドンの街が楽しめる。さらには女の子の上京物語要素も、大きいのでそういうエモいムードも、楽しめる。
もちろん、ストーリーのオチは予想しにくく、いい裏切りがある。私はきちんと騙された。(嬉しい)
ただ、注意して欲しいのは、あくまでもR指定の映画なのでショッキングなシーンが最後にたたみかけられる。
(血や暴力がOKなら)みんなにおすすめしたい映画だ。エンターテイメントとしても見応えあり、成長物語としてもよし、ロンドンカルチャー鑑賞としてもよし、見応えアリです!
住み慣れない街の夜って楽しいよね…
(写真はワルシャワの夜のスーパー)