ayan_no0の日記

0番目のあやん 手紙というかたちの日記

番外編 伸縮自在の愛 バンジーガム

冨樫義博展「puzzle」に行ってきた。

冨樫義博さんは漫画、幽☆遊☆白書HUNTER×HUNTERを描いている漫画家で、現在六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで回顧展を開催中だ。

 

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togashi-ten.com

HUNTER×HUNTERについては、作者の持病の関係で(腰がめちゃくちゃ悪いっぽい)、連載再開と休載を繰り返しているのだが(ファンは、再開待ちに慣れつつあると思う)、つい先日その連載が再開されたことでも話題になった作品だ。

 

私は、この作品が好きで、仲間内で

「強力な電気か、生まれた時から浴びてたぜ、家庭の事情でね」

「言わないじゃなく言えない、僕が言えるのはここまでだ」

などと名台詞を言い合ったりする内輪盛り上がりが好きだ。

(自分も相手も読み込んでないとできないので、なかなか披露できないけれど)

 

先日のセーラームーンミュージアムで開催されていたセーラームーン回顧展の武内直子先生と、この冨樫義博先生はご夫婦でもある(本当に夢のタッグマッチって感じだ)。

 

セーラームーンミュージアムに行った時のこと↓

ayan-no0.hatenablog.com

さて、この回顧展での内容は、割と公式HPに書かれているとおり、各種作品の原画が楽しめるというもので、正直、秘蔵資料!や初公開情報!はあまりなかった。

けれども、同行者と原画を眺めながら「あ〜このシーンはバトル描写がかっこよかったよね〜」などと、話しつつ見ているうちに、三時間ほど会場に滞在していた。

 

他の来場者も皆、口々に「この時は絶対死ぬと思った。」やら「こいつのことも異星人だと思ってた。」などとおしゃべりをしながら、楽しんでいた。

友達との思い出の作品は、話が尽きなくてとても楽しい。

 

会場にいた来場者の中で

「あ、そうなんですね〜これを読んでいる時は高校生で」

「そうでしたか、自分はもう社会人で・・・」などと話している人がいて、

ひょっとすると二人は、作品を通じてSNSで知り合った人たちなのかな〜などと想像したりした。

 

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HUNTER×HUNTERの登場人物の中で、私はキルアという男の子のファンなのだが、彼のあまり登場していないチャプター(というか、ストーリー?)の部分も好きだし、なんなら、現在の最新刊にも登場していない。それでも楽しく読んでいるし、あまり「もっと出番増やしてよ!」とは思わない。しかるべき時に登場してくれればいいのだ。ひとえに、ストーリーが面白すぎるからだと思う。

今日現在で37巻まで出ているので、デビューされる方もそんなに身構えなくて大丈夫だと思います、某海賊漫画とかよりは追いつきやすいので(笑)

 

HUNTER×HUNTERはいつも最新刊が一番面白いのだ。

 

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タイトルの「伸縮自在の愛 バンジーガム」は、登場人物の奇術師ヒソカの能力なのだが、キャラクターそれぞれの必殺技にはそれを取得するに至った背景があり、主要キャラクターの場合はほぼそれが作中で明かされている。

私は、ヒソカのバンジーガムのネーミングエピソードが好きなのだ。

三つ子の魂〜という感じで。

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冨樫義博展「puzzle」で買うことができるグッズのうち、

ルームシューズとナンバープレートが欲しかったのだが(詳細は公式HPで)

まさかあの、正直ダサくて部屋のインテリアぶち壊しなルームシューズが最速で完売になるとは思っていなかった。キルア坊ちゃんおそるべし。

(ちなみに、ナンバープレートも品切れ再入荷待ちでどちらも買えませんでした)

 

私は、ヒソカのバンジーガム(を模したグミ菓子)を買って帰りました。

 

あ〜楽しかった。

(最近現代美術とか西洋絵画、全然見に行ってないな笑)