番外編 大人になるわよ
結婚式に呼んでもらうことの多い人生だと、自分でも思う。
特にラッシュだったのが、自分が30歳になる年の一年間だ。この期間に18回の結婚式や披露宴に参加した。
人懐こい方だとは思うが、まさかこんなに呼んでもらえるとは。一応、信条というか、「呼ばれたら断らない」ことにしているのでダブルブッキング以外で断ったことはなかったと記憶している。
最近また、身の回りで結婚式を挙げる人が増えてきた。ありがたいことに私も招待を受け準備をしている。
そう、準備が必要。大人の女は準備が必要なのだ。(誰しも必要だけどね)
今回は、お呼ばれの時の服装の話し。
一番はじめに親族以外の結婚式に参加したのは22歳で、高校の同級生の結婚式へ行ったとき。その時ちょうど、手元にオフホワイトのパーティドレスがあったのでそれを着たのだが、自分の中でも「オフホワイトでベージュに寄った色とはいえ白はまずいよな〜」と思っていたのだが、このドレスはちょうど同時期に自分の大学卒業謝恩会用に購入したものだったので、もう一着買う資金がなかったのだ。黒い色のジャケットを羽織ってごまかしつつ、やりすごしたけれど、大切な友人の結婚式に、納得いく格好で参加したかったな、と少し後悔した。
それ以降は一般的な、よく言われるマナーを守ったものを都度購入していたのだが、ついに例の「30歳」のタイミングが来た。
結婚式に呼んでいただけることはハッピーでも、ご祝儀・美容院・ドレス、となってくると財布的には大飢饉で、18着のドレスを新調することは、とてもではないができなかったので、参列者にダブりのない結婚式をうまく組み合わせて、持っているドレス(当時多分8着くらい持っていたと思う)を着まわしていた。
その頃、レンタルドレスのことも調べたりしたのだが、思ったより安価でなかったことと、バストが割とあるので、何度も試着できない場面で利用することにリスクを感じて、選択しなかった。
そして、コロナ明け(明けてないけど)・・・私は、今回違うことで悩んでいた。
持っているドレスが半分サイズアウトして、ぱっつんぱっつんになっていた!そして、いくつかは、年齢的にデザインがキツい感じなっていた!笑
サーモンピンクとか、どうやねん!という具合に・・・
今までは、こういうムードのものを着ていた↓
私は、考えた・・・
太っても、見栄えがして、可愛いデザインを選んでもある程度の年齢をカバーできる、失礼のない服装・・・
そう!着物の訪問着だ!(親族なら留袖)
着物は私たちアラサーの強い味方!私は大人の階段を登った!素敵な女になるわよ!
私は手持ちの着物が成人式の振袖しかないので、早速レンタルを手配!
来たる当日のために、着物を準備した!(試着もしてきた!)
めちゃくちゃアガった!着物楽しい!自分で着られたらもっといいだろうな・・・
着物教室、通ってみようかな・・・着物は持ってないけど。
ちなみに、日和ってちょっと地味なものを選んだ(え笑)
大人になるって、難しいけど、楽しいな。
結婚式も楽しいな。待ってろ明治神宮。