ayan_no0の日記

0番目のあやん 手紙というかたちの日記

14通目 三種の神器

あなたが仕事に、趣味に奮闘する様子を書いたSNSを見ながら気づいたことがあります。

最近のあなたの近影、「新しい学校のリーダーズのSUZUKA」ちゃんに似ていますね。これはかなりいいセンいっていると思います(なにがだ?)

 

高校時代のあなたは、制服を当時の流行の着崩しにしていなかったですし、美容体型というよりは健康優良児という姿でしたので(私も人のこと全く言えないですけど)、あまり垢抜けた印象はありませんでしたが、スリムな昨今のあなたを見ていたらひらめいたのです。

 

ところで、私たちが女子高生をしていた、あの海辺の高校のあった町に最近行ったそうですね。浜の写真をSNSにアップしていたので分かりました。また懐かしく感じました。

あの頃の女子高生は、「最も女子高生がパワーを持っていた時代」の終わった後の女子高生で(ややこしいですが、アムラーやコギャルがいなくなった次世代の頃です)、きれい目な制服の着こなしも台頭してきつつ、私なんかは、しぶとくルーズソックスを履いていたりもしました(学年で10人居たか…居ないか…)。

 

ほとんどが紺ソックスにワンポイント、オーバーサイズのカーディガン、スカートは短く膝上15cm〜20cm、MDからiPodへ、そしてリプトンの500mlパック(または購買の自販機で買えるKAGOMEのパック飲料)。三種じゃないけど、この辺りが三種の神器でしょう。

 

時代や世代ごとに、またそれぞれのジャンルごとに「三種の神器」は異なると思いますが、当時の女子高生は先述したものがそうであったと思います。

 

いまは?いまの私たちにとっての「三種の神器」って?

 

子供の頃(小学生くらいのとき)、想像できる大人像のバリエーションが少なかった。ひとえにそれは情報(インプット)がなかったからなのだけど、例えばサッカー選手やアイドルが一つの職業として捉えられていなかったので、自分の延長線上にあるとは想像もつかなかった(いや、どちらにも全然なれそうにない子供だったけど、そういうことでなくて)。大人になるとサラリーマンかOL、はたまたお母さんになると思っていた。盲目的に。(自分の父親ですらサラリーマンじゃないのに笑)

 

でも、結果どうですか?選択肢は驚く程たくさんあって、画一的な女子高生だった私もエンジニアをしている。ある種サラリーマンだが、私の想像していたサラリーマンではないし、OLでもない。

 

私たちにとっての「三種の神器」もさまざまだ。

 

私ならどうかな。iPhone、サンダル、日傘だろうか。

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三種の神器というより、散歩の神器になってしまった)

 

あなたはどう?ヘッドホン、アクスタ、タバコ、かな?

 

似たような女の子だったのに、こんなに違う姿になった。

必須アイテムすらもう被らない。

 

共通点がこの先の人生、どんどんなくなっても、私はあなたのこと他人や部外者だと思うことはないでしょう。

 

 

晴れてきた空を見て散歩を画策しながら

 

 

あやより