7通目 綺麗になりたいな
こんにちは。
今日は最近の話をします。
私はあなたのSNSをよく眺めています。noteで再開されている日記も読んでいます。
お仕事(激務で大変そうですが、時間の拘束はあまりないようですね)も、趣味も元気に活動しているようですね。
その中で、チラホラあなたの近影がアップされていますがとても若々しくて可愛いなと思います。今日ここまでの外見の変遷を知らないのですが(空白の期間がありますが)、最終的に今、高校時代のあなたが好んでいたファッションをしているイメージですね(むしろずっとそうだった?)。
私はといえば、ファッションにこだわりがなく、社会人になったときから小綺麗に見えればヨシ!みたいなところがありました。コンサバであれば問題ないという感じでした。新社会人のときから履きだしたヒールも一年もすれば、それでダッシュできるようになっていました(え?はしたない?)。
お化粧も、ジワジワと夜っぽくなっていったのが自分としても自分にウケていました(止められなかったのも含めて面白かった)。
でもこの2、3年で私は自分の体型の変化に悩んでいます。特に胸の形が崩れて崩れて、泣けてきます。いやになっちゃいますね。
コロナ禍になってから外出機会が減って、ガッツリワイヤーの入った下着をつけなくなったからでしょうか…
しかしながら、お写真で見るあなたはスリムで羨ましい限りです。
なんだか会うのが憚られてしまう気持ちです。
もう一つ、あなたのSNSを眺める時に、自意識過剰ですが気になっていることがあります。
私はいくつものSNSを公開で使用しています。俗に言う鍵垢ばかりではなく、そのほとんどがむしろ公開状態です。昔、あなたと繋がっていたSNSもあります。あなたは私のSNSを見ているでしょうか。見てないかな…
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中学生くらいのときから、私はクラスメイトよりも隣のクラスで過ごす方が気が楽なタイプでした。
友達グループというやつは複数持っていて、授業の時はここ、休み時間はここ、部活の時はここ、という感じでそれは学生を終える大学院の時まで続きました。
一つのグループで長い時間を過ごして、そこで自分を一番に選んでくれる親友を作る自信がなかったのだと思います。
自分が一人を選んで(みつけて)、その人と仲良くし続ける、大切にし続ける自信もありませんでしたし、反対にそうしてもらう魅力的な人間でいられる自信もありませんでした。
私が恋愛体質であることも要因だと思います。
だから私はいまでも「一番の友達」は誰か、という問いに答えられません。誰かの一番の友達に選んでもらえるアテがないからです。
物心ついた頃からの友達、と言うひともいません。その時期、その時期の友達ばかりです。
自分のソーシャルな世界が、年々変化する学生時代はそれで構わないのです。しかし、もう新しい世界が年々勝手に展開されることはありません。
私の「一番の友達」って誰なのでしょうか。
今この手紙を読んでいる人も、二手に別れるでしょう。一番の友達の名前を挙げられる人とそうでない人。
お友達のこと、大切にしてください。
(私に言われたくないですよね…!)
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あなたに会いたくてこの手紙を書き始めたことで、私には会いたい人がたくさんいることを思い出しました。そうしたら一人一人に会いたくなりました(なんだか終活みたいだな…)。
まずは同じ生徒会の3人組、幼なじみのしゅんちゃん、学校が離れても文通を続けたまいこちゃん、初めての上司…
みんな「その時」は一番の友達だったのに。
兄弟のいない私にとって、一生(厳密には多少お別れの時期に差が出ますが)そばにいてくれるような同志はいません。歳をとって、今より社会と距離ができてしまった時、おしゃべりする相手っているのでしょうか。
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なにか具体的にあなたへアプローチしてみたい気持ちが、むくむくと膨らんでいます。
でもどうしてでしょう、同じくらいの大きさで億劫な気持ちになってしまいます。
わがままだなあ。
(実は「あなたに会いたい」と思った時、一人ではかかえきれない、人に話したいことがあったのですが、先日旅行へ行き、そこに遊びにきてくれた男友達に話したら少しスッキリしてしまったのでした)
今日は母とランチをするために支度をしなければ…と思いながら
あやより